検索エンジンを味方にする方法

SEO対策はコツコツが重要

例えは古いですがイソップ萬話「ウサギとカメ」がありますね。

山のふもとまでのかけっこ勝負で、余裕のあまり居眠りをこき始めて負けた“ウサギ“と着実に進み切って勝った“カメ”。

勝負は時の運ですからどちらが勝っても勝てば官軍です。ですがSEO対策で成功するには“カメ”タイプになることです。

それは例として1~2ヶ月で上位表示の結果がでないとすぐに熱が冷めてしまうタイプをウサギ、半年経過後も上位表示を目指し情熱に燃えるタイプをカメとしますね。

そこで例えばウサギタイプの場合は、あるURLの上位表示に半年必要な場合はどう頑張っても半年必要なのに、それを無理なSEO対策を施して3か月で上位表示させようとするのです。

結果、そのURLは半年どころか1年以上経っても上位表示ができなくなってしまいます。

対照的にカメタイプは半年経過後も引き続き上位表示を目指して頑張るのです。

つまり、

■SEO対策はカメの如くコツコツとやること
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これが基本です。そして中長期的に毎日のようにできればベストですね。

今、検索エンジンのアルゴリズム(順位づけのルール)は「一日一進」で日々進化しているのです。

そして、それに合わせてSEOの手法も変わっています。例えば半年前まで通用していた手法が、今ではペナルティの対象になるということはよくあることです。

検索エンジンは、意図的な順位上昇のために順位操作をする行為は不正とみなしNGとします。なぜならSEOに詳しくない人でも知っているような一般的な手法は検索エンジン側も当然知っていますから。

つまり、誰でも知っているような手法はベーシックな手法以外通用しないということです。

そもそも検索エンジンの評価基準は200以上あるともいわれていますから、そのうちの一部分だけ努力しても効果がないわけです。

なので一日一進しているSEOに通用するための手法はとにかく毎日コツコツとやることが重要なのです。

「オレはコツコツするタイプじゃないからな~」
「なんか、めんどうくせ~な~」

という声も聞こえてきそうですが、その通り確かにめんどうくさいです。

全部やろうと思うと時間は足りないし、他にもっと大事な仕事もあるしね。

ですが、あなたはもしかしたら一度はSEO対策の商材を買って試されたことがあるのではないでしょうか?

それはいわば新しいことへの挑戦ですよね。だから最初はよくわからなくて難しく感じたのではありませんか。

それと比較すれば毎日のように増やすからめんどうくさいと感じるだけで作業そのものは実は簡単なんです。

実はSEOを成功させるためにはここが大事で、ここをクリアしないと今までと同じになってしまいます。

『コツコツとやること』

これを実践するだけでSEO対策はお金もかけずにできるようになるのです。SEO対策は最終的にカメタイプが成功するのです。

でも、短期間で結果をだす方法もあります。それは、人と違うことをやるのです。

例えば仮に魅力的なサイトを作ったとしても、上位表示にはかなりの時間が掛かってしまいますから単に魅力的なサイト作りを目指してもダメなのです。

ですから効果のありそうな対策をむやみやたらに行うのではなく、本当に有効な対策だけをやる。

それから、対策の効果は千差万別であるため効果があるものとないものを見極めなければ短期間での結果を出すことはできません。

SEOはあくまでもライバルとの競争であり、いわば「順位」を決めるイス取りゲームのようなものです。

しかも、座れるイスはごく少数なのに対して狙っている人は大勢いるのです。だから、人と違うことをやるのです。

内部要素のSEO対策

昔の話ですが、2010年12月1日に、ヤフーがグーグルと統合してヤフーの検索結果がグーグルと同じになりましたよね。

ということは、グーグルで上位表示することが出来ればヤフーでも上位表示されるということです。

なので、一度で2大検索エンジンから大量にアクセスを集めることが出来るわけです。

今はヤフーとグーグルを合わせると日本の検索エンジンのシェアは90%以上になります。

つまり、ヤフーの検索結果がグーグルと同じなのでグーグルで上位表示できれば検索エンジンからのアクセスが90%以上集められる可能性があるということです。

これは、SEO業界の革命であり、変革に対応できる人にとってはかなりのチャンスなのです。

そこでチャンスを掴むためのSEO対策ですが、SEOは大きく分けて「内部要素」と「外部要素」で行います。

内部要素と外部要素は車に例えると両輪のようなもので、上位表示をするにはどちらも大事になります。

それでは最初に内部要素の施策法についてお話しますが、それを説明する前にグーグルのSEOは基本になります。

なので、「グーグル検索エンジン最適化」のコンテンツを参考までに掲載します。

『グーグル検索エンジン最適化スターターガイド』
https://static.googleusercontent.com/external_content/untrusted_dlcp/www.google.co.jp/ja/jp/intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf

【SEOの基礎】

適切なページタイトルを付けようDESCRIPTIONメタタグを設定しよう

【サイト構造の改善】

URLの構造を改善しようナビゲーションをわかりやすくしよう

【コンテンツの最適化】

質の高いコンテンツを提供しよう
適切なアンカーテキストを書こう
画像の利用を最適化しよう
見出しタグを適切に使おう

【クローラーへの対処】

ROBOTS.TXTを効果的に設定しよう
リンクにNOFOLLOW属性を活用しよう

【モバイルSEO】

モバイルサイトをGOOGLEに知らせよう
携帯ユーザーを適切に誘導しよう

【プロモーションと分析】

正しい方法でサイトを宣伝しよう
便利なツールを活用しよう

以上の内容になっています。

■SEO内部要素の施策法
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さて、内部要素はサイト内要素とも呼ばれていますがサイトの構成や内容などはサイト運営者が自分でコントロールできる部分になります。

ですから、まず、利用者にとって役に立つ魅力的なサイト作りを真剣に考えてください。

そもそもSEOの本来の役割はスムーズに検索エンジンを呼び込み、サイトの内容を正しく認知してもらうことですから。

SEOを行う前の大事な注意点
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まず、SEOを行う前に以下の点に注意です。

◆サイト構成はわかりやすくする

見た瞬間に「何をしているか」「何ができるか」がわかるようなサイトにすることです。

◆信頼できるサイト

あまりにみすぼらしいデザインでは信頼性が低いと判断されて、サイトの内容を見る前に「戻る」ボタンを押されます。

◆商品力

マーケット性のある商材なのかどうか?
SEOではマーケティングが不可欠なのです。

◆サイトのメリット

対象となる顧客を明確にし、よりシンプルで購入しやすい。
また他より便利でお得といったメリットを出す。

◆利益

一販売あたりの利益が大きい商材が理想

例えば、
「単価1,000円→1個販売で500円の利益」
          ↓
月間300,000円の利益→600個の販売必要
          ↓
600個販売に必要なアクセス数は約60,000
          ↓
月間60,000には1日200アクセスが必要となり、これだけのアクセス数を集めるのは容易ではありません。

以上5点は、せっかくアクセスがあっても売り上げに繋がりませんので要注意です。

成功するキーワード選定
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キーワード選定についてですが、上位表示を目指すものですからくれぐれも思いつきのキーワードで決めないように次のステップを実践してみてください。

◆ステップ1:
『売り込むサービスや商品名』

売りたい商品やサービスの名前を書き出し、さらにそれらに伴う言葉も書き出します。

例えば、
【英会話教室】であれば「英会話教室」
「英語」「英会話」「英語学習」「英語教育」
「英語 上達」「英会話 初心者」など。

とにかく売りたい商品で連想できるキーワードを全て書き出す。

◆ステップ2:
『サービスやサイトの特徴、地域名』

書き出した商品やサービスに次のような言葉を当てはめます。

例えば、
『どんなことをやっているか』・・・
(例)「通販」「販売」「相談」「予約」

『サービスの特徴』・・・
(例)「激安」「格安」「高級」「簡単」

『サイトの特徴』・・・
(例)「比較」「ランキング」

『対象となる地域の範囲』・・・
(例)都道府県名、市町村、駅名や
「首都圏」「関西」等の一定地域名

◆ステップ3:
『利用者の立場から潜在的な言葉を発掘』

その言葉がどのようなニーズを持つ人に検索されるか想像して、さらにキーワードを書き出します。

例えば『英会話教室』であれば、「海外旅行」「留学」「ホームスティ」等

英会話を必要とする人はどんな人なのかを考える。

◆ステップ4:
『検索数や属性の適合調べ』

書き出したキーワードのなかで検索数が多いものか、やや少なくても「属性」が合うものを選びます。

「属性」とはアクセスした人の性別、年代、趣味、嗜好のことです。

アクセスが多くても商品と属性が合わないと成約に結びつきにくいし、逆にアクセスが少なくても属性が合えば成約しやすくなります。

◆ステップ5:
『原則ひとつのメインキーワードと複数のサブキーワードを決める』

メインキーワードは最終的に原則ひとつだけを選びます。

その際に注意することがあります。

例えば、「コンタクトレンズ」と「コンタクトレンズ処方」では全く違ったキーワードなのです。

ですから「コンタクトレンズ処方」で上位表示を狙えば『自然と「コンタクトレンズ」でも上位表示ができる』と考えるのは間違いなのです。

内部要素のSEO対策

友人で休日などで暇な時間があれば、ゲームの将棋をしている人がいます。

ですが、下手の横好きの言葉通り負けてばかりで勝負にならないんですね。

その将棋の駒ですが基盤の一番下の真ん中に王将があり両隣には飛車・角がありますよね。

これは将棋の駒の中では一番強力で、政界に例えると飛車は幹事長、角は官房長官。

ドラマ水戸黄門であれば助さん、格さんが、まさに「飛車」「角」のような存在です。

あくまで参考ですが、2009年獲得賞金ベスト3は以下です。

1位:羽生善治 名人  11,278万円(推定)
2位;渡辺明 竜王    5,605万円(推定)
3位:深浦康市 王位   4,864万円(推定)

では、将棋とSEOはどんな関係があるんだという話しになりますが、実はSEO対策にはこの将棋の「飛車」「角」のように強力な脇を固める両輪が必要なのです。

そこで今日は車の両輪のもうひとつ外部要素のお話です。これはSEOの“きも”部分となります。

■SEO外部要素の施策法
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まず、外部要素は内部要素以上に大事な要素になると思います。

内部要素は検索エンジンに対していわば自己アピールの場で外部要素は外部のサイトからの評価の場になります。

つまり検索エンジンは良質な外部サイトから数多くリンクを受けたサイトを高く評価して、リンクを受けていないサイトは評価しません。

ですから外部からのリンクはいわばサイトへの人気投票みたいなものです。

ただし最近は被リンクの単純な数だけよりもリンクの質の方が重視される傾向にあります。

たった一つのリンクでも検索エンジンが良質と認めたサイトからのリンクが貰えれば大きな効果を生みます。

逆に検索エンジンが認めていないサイトからは、いくらリンクを貰っても効果がないということもあります。だから同じ人気投票の一票でも平等ではないのです。

また被リンクには、SEO上のメリット以外にもさらにリンクを辿ってアクセスするメリットもあります。

それは、特に関連のある人気サイトからリンクされると、属性が合うより多くの人に見てもらえるチャンスなのです。

ですから、いかに質の高い関連サイトからリンクされるかが重要なポイントになります。

成功のカギは被リンクこそ
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内部要素対策についてですが、こちらは自分でできるので大きな差はつきにくいものです。

しかし、外部要素対策は自分だけではできないので力を入れなければ成功しません。

もっともスマートな被リンクの収集方法は、役立つ魅力的なサイトを作成して自然なリンクを集めることです。

でも、これでは良質なリンクは集まりません。ですから、良質なコンテンツを用意することと被リンクを意識的に集めることが必要です。

良質な被リンクを集める方法
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良質な被リンクを集める方法は以下になります。

【ステップ1】:
インデックス化の時間短縮

サイト公開後から検索エンジンに認識されるまではかなりの時間がかかります。

検索エンジンにもよりますが、登録申請しインデックス化され結果表示するまで通常2~3週間または1~2ヶ月かかるものもあります。

なのでもし、インデックス化の時間短縮に成功すれば、ライバルがインデックス化する頃には10位以内に上位表示されるかもしれません。

◆インデックス化の早め方

『サイトの完成前にインデックス化する。』

URLの取得時点でサイトの登録申請をします。

「グーグル登録ページ」
https://www.google.co.jp/addurl/

そのあと数日以内にサイトを完成させます。ただし大幅な時間短縮にはやはり良質な被リンクが必要です。

【ステップ】2:
「ソーシャルブックマークへの登録」

ソーシャルブックマークへの登録をすることにより、良質な被リンクになります。

登録サイトははてなブックマーク、Pocket、Raindrop.ioなどがあります。

【ステップ】3:
『効果的な相互リンクの構築』

相互リンクは手間がかかるが効率よく行えば高い効果が期待できます。

相互リンクとは、サイト運営者同士がお互いのサイトにリンクを張り合うことです。

◆サイト上で相互リンクを募集する方法

サイト上で募集の告知をするだけで、相手から相互リンクの依頼がきたらリンクする。

◆相手を探して直接リンクを依頼する方法

直接依頼をするので手間がかかりますが、相手を選べばリンクの質が高くなります。

◆相互リンクの相手先の探し方

相互リンク・相互リンク募集といったキーワードで検索すると募集サイトや仲介サイトがでます。

そこから、古くから真面目に運営しているサイトや同業種のサイトに依頼します。

◆相互リンクをブロガーに依頼する

ブロガーに依頼メールを送るのです。

そして、相手のブログを読んで簡単でいいのでコメントを入れます。

さらに相互リンクでお互いのメリットも説明するのです。

【ステップ】4:
『SNSへリンクを送る』

ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなど、SNSからのリンクはインデックスされる上でかなりの効果があります。

またツイッターなどは複数のアカウントを作成できるので、ツイッターへ定期的にリンクを送ることで良質な被リンクを得ることができます。

以上ここまで外部要素のお話をしてきましたが、全て一定の手間がかかります。

ですから、ここもカメの如くコツコツと取り組んでみてください。

最速のSEOにするブログの選び方

今、ネット上にブログ数はどの位あるのでしょうか?10年前位で約2,700万以上あったそうですから3,000万近くになっているかもしれませんね。

すごい数と思いますしその中には小学生でもやっているとかで驚きです。

でも、よくブログを始めても

「記事のネタがすぐ切れるんだよね~」
「何の記事を書いたらいいかわかんない」

とネタで悩む方が多いようですが実は無限にあるんですね。

確かに商品やサービスに関連のある記事はある程度限られてきますが。

そこで視点の角度を変えてみましょう。

雑誌、書籍やほかのサイト等を参考にするとそれらの中には興味深いニュースや役立つ情報などがありますよね。

自分が知らない情報であれば、それを題材になんらかの記事は書けると思います。

また、その情報を自分の言葉に置き換えて書いたり感想を述べたりして、同じような話題でも見る角度を変えてみれば記事はたくさん出てきます。

また切り口を変えたりすればさらに話題を広げることもできます。

さて、今日はそのブログのお話しですが

■SEOに効くブログの選び方
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まず、サイトの外部要素を補強するためには衛星サイトとしての作成が必須です。

衛星サイトとは、ズバリ言えばメインサイトへの被リンクを稼ぐために自作自演で構築するサイトのことで、サテライトサイトと言えばわかると思います。

サイトは作成してから1~2週間の短期では効果を見込めませんが中長期的には役に立ちます。

また投稿するたびに多くの人が閲覧してくれますので自社サイトへの導線になる可能性もあります。

加えて無料で作成できて大きな手間も不要のため、ちょっとした空き時間に投稿するだけで済みます。

ブログサービスの選択ポイント
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そこでブログ(無料)サービスの選択ですが、たくさんありますので心血注いだブログが台無しにならないように以下の点に注意して慎重に選びましょう。

(1)削除される恐れが低い
(2)サイドメニュー等の自由度が高い
(3)ドメインの検索エンジンからの評価が高い
(4)検索エンジンのインデックス化が早い
(5)コミュニティからのアクセスが多い

それでは注意点についての対策法です。

【ステップ1】
『削除されないブログサービスの選び方』

自動投稿ソフトによる記事のRSS自動投稿は行わない。

規約でアフィリエイトや商用目的の内容を禁止しているブログサービスは利用しない。しかし削除は決してひんぱんには起こりません。

【ステップ2】
『自由度の高いブログサービスを選ぶ』

サイドメニューやフッター等の自由度も重要です。また自由度が高い方がブログに対する愛着も違ってきます。

したがって、サイドメニューでは自分のサイトへのリンクはもちろん来訪者への紹介分やお気に入りサイトをリンクするなど自由に行うことです。

【ステップ3】
『ドメイン力が強いブログサービスを選ぶ』

ブログサービスで与えられるドメインは、サブドメイン・ディレクトリー型のドメイン」があり、どちらがSEOに有利、不利ということはありません。

また中長期で考えるのであれば検索エンジンから高い評価を得ているドメインでの運用を優先した方がいいです。

参考までにドメインの強いブログサービスは、「グー」「はてな」「アメーバ」「忍者」「さくら」です。

【ステップ4】
『ブログサービスによるインデックス化の期間』

被リンクがないブログで週2回程度の投稿の場合、半数がヤフーのインデックス化に2ヶ月以上かかるようです。

また、インデックス化しなければ検索エンジン経由のアクセスも被リンク元としての認識もされません。

【ステップ5】
『コミュニティからのアクセスが多いブログを選ぶ』

コミュニティからのアクセスが多いブログは最初の投稿からアクセスがあり、人気のないブログでも一定のアクセスがあります。

逆にコミュニティが貧弱な場合は1~2ヶ月は投稿してもアクセスが期待できません。

また、ブログサービス内にあるコミュニティからのアクセスはサービスによって違いがあります。なので、始めてすぐの投稿時は総アクセス数で0~100位の差がでてきます。

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衛星サイトを自己保有すれば
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・被リンク元として利用できる
・メインサイトへの導入として使える
・一度作成したらローコストで維持できる
・新たなサイト新たなビジネスに柔軟に対応できる

といったメリットがありますので、まずはブログ(無料)から始めることをおススメします。

SEO実施は先見の明

もし、内部要素を改善して多量の被リンクを集めたにもかかわらず、狙ったキーワードの順位が30位以下だったとしたらどうします?

もっと頑張ってお金や労力をかけますか?

それとも?

結論はNOで、あきらめることですね。

なぜなら、さまざまな労力が効いて上位表示がされたと認められるケースは非常に稀なためです。

その場合は、サイトの上位表示は一旦あきらめることが得策です。

例えば初デートの場合、約束の時間にいくら待っても来ない相手なら時間とお金の無駄になりますよね。

その場合、次の相手を探した方が得策じゃないですか?

つまり、新たに別サイトを作るのです。そもそも検索エンジンからの集客は不安定なもの。

ですからフットワークを軽くしてサイトをたくさん作った方が重要でかえって近道になる可能性があります。

それに検索エンジンも民間企業ですから、いつどのように運営が変わるかもしれませんしね。

だから、それに対応するためには様々なサイトを持つしかありません。

さてそれでは、SEOのさらに上を行くために少し角度を変えて見てみましょう。

■さらなる究極のSEO対策
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基本的にSEOは自分でできるものですが、

・時間がない
・労力をかけられない
・包括的にアドバイスがほしいい

などの理由でSEO業者に依頼する時もあるかもしれません。

そこで、

【SEO業者の選定ポイント】です。

◆料金体系がリーズナブルか、

『まず料金体系を見る』

料金体系には「定額制」と「成果報酬型」があります。

「定額制」:
あらかじめ一定金額の支払いが必要で金額はリーズナブル。

ある種の顧問契約のため相談に一緒に乗って問題を解決するので一体感が生まれる。

しかし成果報酬型と比べると成果が出にくい。

「成果報酬型」:
一定の成果が出た時と出ない時で料金が異なる。

成果が出なければお金にならないので、必死に取り組んでくれて成果は出やすい。

着手金は必要だが成果が出なければ返金される時もあります。

しかし料金が異常に高かったり、質の悪いリンクが大量についたりするリスクもあります。

◆担当者の顔が見える会社か、

『出来る限り担当者と直接会って契約する事』

電話契約でお金を振り込んだら担当の営業マンがすでに辞めていたというケースがあります。

でも本来SEOの施策は手間のかかる単純作業以外は1人でできますので会社全体でなく現場担当者レベルで行うものなのです。

ですから責任の所在が不明にならないように実際に担当者に会うべきです。

◆対応が早いか、

『顧客対応もSEOの実力』

顧客になる前に、電話をして担当者がすぐ出るか、または折り返しの電話がもらえるのかを試します。

メール対応では質問にどれだけ早く返事がくるか試します。

なぜなら顧客対応はSEOの実力と関係があるので顧客になる前から対応が遅ければ顧客になった後はもっと遅くなります。

だから、顧客対応の早い業者を選びましょう。

SEO実施は先見の明
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次に、SEOの実施で大切なのは先を読むことです。今効果がある手法は一瞬の効果に終わってしまい将来的には通用しません。

むしろその後はスパム判定さえ受ける可能性もあります。なので、先を読んだ強いSEOが必要になってきます。

◆SEO先見(1)すぐに効果がなくなる

【実例】

【キーワードを多く入れれば入れるほど上位表示される時期があり、無意味に繰り返したり、白地に白い文字でキーワードを入れたりするなどのごまかしが行われた。】

※この行為は完全にスパム要因となり、ペナルティの対象となりました。

【相互リンクに効果があるとして流行った。なかには社員数名で相互リンク集めだけを行いリンク集ページを数十ページ、数百ページと作成する会社も出た。】

※効果が薄くなるだけでなく、あまりに多すぎる場合はスパム判定されるようになりました。

【ソーシャルブックマークからのリンクの効果が高いとして、リンク登録が流行った。】

※検索エンジンの対象から外す対策が発リンクに施されて無効になりました。

これらの経緯をたどると、サイトの良し悪しとは関係のないところで頑張ってもダメということです。

◆SEO先見(2)ビジュアルを取り入れる

マンガや動画、アニメなどを利用したビジュアルに訴えるタイプの人気が高まっています。

そういったサイトは自然にリンクが集まり上位表示されやすいのです。

◆SEO先見(3)同じ目的を持った仲間を持つ

ネットに氾濫する不特定多数による情報は限界があります。また世界的な大企業と孤立した個人では太刀打ちできない。

ですから同じ目的を持ったもの同士が協力し質の高い情報を共有してスキルの底上げを行い足りない面を補うのです。

そのためには顔を合わせて話し会える仲間が不可欠になります。

仲間は時間とお金が必要になりますがセミナー、講演会などに参加するようにすればできると思います。